再生計画案が会員多数の反対で否決
2010年06月23日
ゴルフ特信によると、南総カントリークラブを経営する株式会社南総カントリークラブの債権者集会が2010年6月23日に開かれ、会員多数の反対で再生計画案が否決されました。
決議結果は出席債権者数1744名の内の58.77%に当たる1025名の反対、議決権総額では62.24%の反対で、再生法の可決要件に満たなかった。
会員は、同社やGS、スポンサーに事実上内定しているアコーディア・ゴルフの経営・運営に不信感を持ち「南総CCを守る会」を事前に結成しており、計画案に反対する運動を展開していた。
その結果、多くの会員が反対票を投じ否決となった。負債の125億円余のほとんどに当たる約120億円が会員の預託金であったことも、反対する会員にとって奏効した。
株式会社南総カントリークラブは、東京地裁の職権で破産に移行する可能性もあるが、守る会側の会員19名は同日午後2時に東京地裁に対して会社更生法の申立てを行い(地裁は調査命令を発令)、更生手続きによって株主会員制にするなどの会員主導型の再建を目指している。申立後に守る会の世話人代表の金子航二氏が声明文を発表している。
金子航二氏(南総CC守る会世話人代表) 声明文
- 今回の民事再生はゴールドマン・サックス(GS)のGSによるGSのためのものであったが、これを否決したことは、南総カントリークラブ会員の健全な常識の勝利である。
- 何らの説明なく不透明な手続きを行ってきたGS・アコーディアゴルフは、
きちんと引き継ぎをして南総カントリークラブから去るべきである。GSは再度の民事再生申立を検討しているようであるが、GSによる再度の民事再生申立には絶対反対である。 - 南総カントリークラブは株主会員制で再建可能なゴルフ場であり、会社更生法の適用がふさわしい。そのためには、小異を捨て、全会員が大同団結をお
願いする。 - 会員の会員による会員のための会社更生法なら、早期にすばらしい解決が出来る。