「スコアは天使の匙加減(夏坂健セレクションⅡ)」 夏坂健著 ゴルフダイジェスト社 まこっちゃんのゴルフの本棚 ゴルフライフ
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「スコアは天使の匙加減(夏坂健セレクションⅡ)」夏坂健著 ゴルフダイジェスト社
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「クラブ選手権の予選の前日に、練習ラウンドに行ってみたら、113でした。あなたは、どうしますか?」
各ゴルフ場で、「クラブ選手権」が行われるシーズンです。プロゴルフツアーも、これから10月にかけて、「日本オープン」「日本女子オープン」「日本シニアオープン」の3大競技が行われます。いよいよ、ゴルフシーズン到来ですね。といっても、まだまだ暑い日が続いています。秋はどこにいっちゃったんでしょう?
さて、今回、取り上げますのは、「スコアは天使の匙加減」(夏坂健セレクションⅡ)です。第6巻でも申し上げましたが、夏坂健さんの本に、何かコメントする。って、チョー難しい。しかし夏坂さんファンは数多いので、M社長からも、「まこっちゃん。この間の夏坂健さんのやつ、面白かったよ。結構ね、『面白いですね。』って、メールとか来てるよ。うーん、1通、いや2通だったかな?やっぱり夏坂健さんの本はいいね!なんで涙したのか、気になって本買っちゃったよ。周りもね、結構あれ読んで、本買ったって。言ってる人何人もいたよ。うーん、ひとり、、、ふたりだったかなぁ?でもね、読んだら、なーんだ。って感じ。もっと、すごい理由があるのか?って思ったけど、拍子抜け。正直、本買わずに立ち読みで良かったなぁ。本代取り返さなくちゃいけないから、今度、ゴルフやろうね。うんうん。来月あたりね。ハンデは無しで。。。えー!ハーフ2枚?!それは、無い!だめだめ、じゃぁ、また、夏坂さんの本、お願いね。」とか言われるわけです。
正直、早めに済ませたい。(苦笑)
しかし、それどころではありません。なにしろ、明日の日曜日は、クラブ選手権という土曜日に、練習ラウンドとは言え、54-59の113!私も、年に1、2回、わけもわからず、「100超え」の日はありますが、すくなくとも、過去10年にわたって、こんなスコアでラウンドしたことはありません。同様に練習ラウンドに来られていたメンバーに昼食時に「どう?」と聞かれて、「50超えた。。。」と答えたら、「(クラチャンに)出る資格ねぇな」と一蹴されました。ラウンド終了後は、誰にも会わないように、こそこそと帰りました。
実は、昨年のクラチャンは、前日82でラウンドし、意気揚々と乗り込んだのはいいものの、仲間内で「スプリンクラー事件」と呼ばれる一件から動揺し、汗だか涙かわからない滴がぽたぽたと落ちる2ラウンドだったのです。
この日を境に、私のゴルフは急降下、ドライバーが150ヤード先の左右の林にしか飛ばない。というゴルフになってしまいました。今年は参加しないつもりだったのですが、M社長から「まこっちゃん!それは、だめだよ!そんなんじゃ、いつまでたっても、『スプリンクラー事件』を克服できないよ!」と言われ、エントリーぎりぎりに意を決して参加したのですが、前日にこのザマです。
あなたなら、どうします?棄権しますよね?それとも、あわてて、練習に行きますか?
私は、、、夏坂さんの本を読みました。

この「スコアは天使の匙加減」も、「週刊ゴルフダイジェスト」に連載された48編のエッセイが集められたものです。あいも変わらぬ夏坂節ですが、明日のクラチャンが心配な私には、何も入ってきません。ところが、57ページ「ベン・ホーガンに関するエピソード」という章の一文に目が止まりました。
「この本を5回も読み返したあと、初めてクラブを握ったジョン・クレメンツは、わずか6年後に全米アマに出場するまでになった。」
みなさん御存じのベン・ホーガン「モダンゴルフ」について書かれた一文です。
そうか!あと4回読んでいれば!いや、この間、「ゴルフの本棚」を書くときに読み返したから、あと3回!あわてて、本棚から「モダンゴルフ」を引っ張り出しますが、一晩で3回も読み返すなんて、とんでもない。アンソニィ・ラヴィエリの絵をぱらぱらと見返すだけで、眠くなってしまいます。だって、効果が6年後じゃ意味がないし。
ただ、私の頭の中にひとつ閃いたことがありました。先日、妻と練習場に行った時に、妻が新しく買ったスマートフォンで、私のスイングを撮ってくれたのです。一目見ると、ひどい!前傾が深すぎて、頭と上体がボールに被さり、そのままテイクバックすれば、前のめりになってしまいます。当然、スイングプレーンもアウトサイドインになり、スライスとひっかけが交互に出ます。フィニッシュも、つま先側に体重がかかっているので、前のめりになり、後ろ足がボール側に出てしまいます。自分は、まっすぐ立っているつもりでも、全くまっすぐ立っていない。修正して、まっすぐ立つと、今度は、体重が、相当かかと側にかかっているように感じられ、打つとチーピンが連発します。
眠気と戦いながら、テイクバックで前のめりにならず、フィニッシュでも、左足でまっすぐ立てるスイングを想像します。それは、独房に閉じ込められたジョージ・ホール氏が素振りをしたよりも、さらに過酷な『体を動かさずに頭の中だけでの素振り』です。ベッドに横たわりながら繰り返しました。だって、草臥れてるし、眠いし。
うつらうつらしながら、「イチッ、二ノ、サンッ!」「チャー、シュー、メンッ!」「トー、キョー、トッ!」と頭の中だけで、素振りをします。しかし、素振りなのに、うまくフィニッシュが取れません。どうも、「サンッ!」とか「メンッ!」とかダウンスイングで力みが発生して、フォローが伸びやかに出て行かないのです。「ンッ!」ってところで、力んじゃうみたいです。もっと、力の抜けた大きなフォローを。ビューン!ととれる言葉を。。。
気が付いたら、朝でした。
いつものように、バタバタと仕度して、いつものようにバタバタと車を転がし、いつものようにバタバタと練習した後、クラチャンのティーグラウンドです。ローハンデの皆さんが、ビシビシとドライバーを打たれた後の4番目。ドキドキしながらのティーショット。
「金ッ、粉ッ、ショー!」
心の中で唱えたおまじないのおかげで、すっくと立ったフィニッシュの足元から、ボールはフェアウェイにまっすぐ飛びだして行きました。
当然、予選落ちしましたが、自分としては、大満足の2ラウンドでした。
おまたせしません!
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